LOGILESS APIでは、システムに高い負荷を与える高頻度のAPIリクエストに対し、一時的なAPIの利用制限を適用しています。
これにより、特定のクライアントが高い負荷を与えるリクエストを大量に送信したことにより、システム全体に悪影響が波及することを防止し、より安定したサービスの提供ができるようになります。
この利用制限は、システムに高い負荷を与える高頻度のAPIリクエストを自動的に検知し、一定時間適用されます。
その間、APIはHTTPレスポンスコード 429 Too Many Requests を返却します。
このレスポンスコードを受け取った場合は再度、時間をおいてリクエストを再送してください。
また、リクエストの再送処理を実装する際には、以下3つのレスポンスヘッダが利用できます。
X-RateLimit-Limit: 受付可能な最大リクエスト数
X-RateLimit-Remaining: X-RateLimit-Resetの時刻までに受付可能な残りリクエスト数
X-RateLimit-Reset: リクエスト数の計測がリセットされる時刻
Q
「高頻度のAPIリクエスト」とは、どの程度の数のリクエストですか。
A
閾値についてはシステムのパフォーマンスに応じて動的に変更しております。
最新の閾値はレスポンスのHTTPヘッダー(X-RateLimit)を参照することで確認できます。
システムの設計時には、リクエスト回数がおおむね1秒間に1リクエスト程度を目安としてアクセス頻度を調整してください。
Q
429 Too Many Requestsを受け取りました。どのように対応すればいいですか。
A
通常は一定時間後に自動的に回復します。回復時間については、レスポンスヘッダーの情報をご参照ください。
なお、システム全体の可用性に影響を与えると判断されたリクエストについてはこの時間を超えても制限されることがあります。その場合は、お問い合わせください。