ロケーショングループを使用すると、出荷作業中に移動させた出荷伝票を、さらにロケーショングループごとに分割して処理を進めることができるようになります。
例えば、倉庫が1階と2階に分かれている場合に、1階のロケーションと、2階のロケーションにそれぞれロケーショングループを割り当てます。
- 1階のロケーションには、ロケーショングループ「1F」
- 2階のロケーションには、ロケーショングループ「2F」
次に、出荷伝票を出荷作業中に移動させます。作成された出荷グループを確認すると、さらにサブグループとして「1F」「2F」「MIX」が作成されます。
- サブグループ 1F : 1階のロケーションのみで ピッキングが完結する出荷伝票
- サブグループ 2F : 2階のロケーションのみでピッキングが完結する出荷伝票
- サブグループ MIX : 両方のロケーショングループからピッキングが必要な出荷伝票
このサブグループによって出荷伝票を絞り込み、帳票の出力を分割できます。
技術的制約により、ロケーショングループごとに出荷グループそのものを分割することはできません。出荷作業中に移動させ、物理的な在庫が引き当てられた際に、サブグループは確定します。
各ロケーションに、ロケーショングループを設定するにはロケーションを編集します。