楽天市場のSKUプロジェクトにともなう「受注の取り込み時の商品コード」と「在庫連携」についての変更点を案内します。
受注の取り込み時の商品コード
バリエーションと項目選択肢別在庫
SKUプロジェクトへ移行済みの場合は「バリエーション」、SKUプロジェクトへ移行していない場合は「項目選択肢別在庫」と表現しています。
通常商品
通常商品とは、バリエーション(項目選択肢別在庫)がない商品です。
変更点
「システム連携用SKU番号」という新しい項目が増え、「システム連携用SKU番号」を優先的に使用するように変更しました。
SKUプロジェクトへ移行した場合
「システム連携用SKU番号」を使用しますが、「システム連携用SKU番号」が空の場合は、「商品番号」を使用し、それも空の場合は、「商品管理番号」を使用します。
SKUプロジェクトへ移行していない場合
「商品番号」を使用しますが、それも空の場合は、「商品管理番号」を使用します。
SKUプロジェクト移行後の商品コードのルール
LOGILESSでの作業
「システム連携用SKU番号」は任意項目のため、「システム連携用SKU番号」を設定しない場合は従来どおり「商品番号」を使用します。そのため、LOGILESS側に影響はなく、LOGILESSでの作業は不要です。
ただし、「システム連携用SKU番号」を設定した場合は、「システム連携用SKU番号」が商品コードとして取り込まれるため、LOGILESSの商品マスタの商品コードと一致するように「システム連携用SKU番号」を設定するか、もしくは商品対応表での商品コードの紐付けが必要になります。
通常商品(バリエーションあり)
通常商品(バリエーションあり)とは、バリエーション(項目選択肢別在庫)が設定できる商品です。
変更点
「システム連携用SKU番号」という新しい項目が増え、「システム連携用SKU番号」を使用するように変更しました。
SKUプロジェクトへ移行した場合
「システム連携用SKU番号」を使用します。
SKUプロジェクトへ移行していない場合
「商品番号」のあとに「横軸選択肢子番号」、「縦軸選択肢子番号」の順で連結した値を商品コードとして使用します。
SKUプロジェクト移行後の商品コードのルール
システムの仕様上は「システム連携用SKU番号」を使用し、「システム連携用SKU番号」が空の場合は「商品番号」を使用し、それも空の場合は「商品管理番号」を使用しますが、「商品番号」と「商品管理番号」はバリエーションごとに異なる値を設定することができないため、正しく商品を特定することができなくなります。
LOGILESSでの作業
SKUプロジェクトへの移行時に「商品番号」と「横軸選択肢子番号」と「縦軸選択肢子番号」を結合したものがそのまま「システム連携用SKU番号」に引き継がれるため、LOGILESSでの作業は不要です。
ただし、「システム連携用SKU番号」を変更する場合は、LOGILESSの商品マスタの商品コードと一致するように「システム連携用SKU番号」を設定するか、もしくは商品対応表での商品コードの紐付けが必要になります。
在庫連携
変更点
商品対応表に登録される値の以下2点が変更されます。
商品対応表の「マップされたID」の変更
SKUプロジェクトへ移行した場合
「商品管理番号」と「SKU管理番号」を、コロン「:」で結合した値
SKUプロジェクトへ移行していない場合
「商品管理番号」
存在しない商品管理番号、SKU管理番号が指定された場合のエラー
SKUプロジェクトへ移行した場合
エラーは表示されません。手動で商品対応表を修正しないよう注意してください。(楽天市場 RMS)がエラーを返却しない仕様となりました。
SKUプロジェクトへ移行していない場合
「[W22-610] 該当する商品管理番号は存在しません」[W22-603] 項目選択肢別在庫が存在しないため更新できませんでした」などのエラーが表示されます。
LOGILESSでの作業
商品対応表の「マップされたID」が変更されるため、移行の作業が必要です。詳しい手順は下記ヘルプページを参照してください。