連携の概要
LOGILESSとShopifyのAPI連携を有効にした場合、その設定に応じて次の項目を自動的に連携できます。
受注情報
ShopifyからLOGILESSへ、受注情報が自動で取り込まれます。
出荷情報
LOGILESSからShopifyへ、出荷情報(配送会社、送り状番号)が自動で送信されます。
在庫数の連動
LOGILESSとShopifyの在庫数を連動させることができます。
API連携で取込対象となる条件は以下の通りです。
- 過去30日以内にShopifyにて新規に受け付けられた受注
- Fulfillment status(発送ステータス)がUnfulfilled(未発送)
「X月X日に遡って注文を取り込む」オプションにチェックを入れることで最大6ヶ月間遡って注文を取り込めます。
LOGILESSでの操作方法
受注取込の詳細設定
タグを取り込む
Shopifyで注文に関連付けられたタグを「受注伝票のタグ」に変換します。
使用されたクーポンコードを、タグとして取り込む
クーポンコードを「受注伝票のタグ」に変換します。
電話番号の自動修正を試みる
お届け先が日本国内の住所になっている場合、電話番号のフォーマット不正の修正を試みます。
たとえば、(81)-90-1234-5678
のような電話番号を 090-1234-5678
のような日本国内の電話番号フォーマットに変換します。
入金期限切れによるキャンセルを反映する
Shopifyで管理されている支払方法で、一定期間未払いだった場合にShopify側で自動キャンセルされたときに、LOGILESSに取り込み済みの受注伝票も連動してキャンセルされます。
Shopifyで商品管理されていない明細行を手数料として取り込む
このオプションは通常使用しません。サードパーティのアプリを利用している場合、手数料などが「商品管理されていない明細行」として作成される場合があります。Shopifyの「商品」として登録されているアイテム以外の商品が明細行に紐付けられている場合、その明細行の小計をLOGILESSの「その他手数料」として取り込みます。
支払い方法が設定されていない場合に「プラットフォーム決済」として取り込む
外部のギフトアプリなどをご利用されていて支払方法が設定されていない場合に、支払方法を「プラットフォーム決済」として取り込み、かつ、対象の受注を確認待ちに止まらないようにします。
通貨がJPY以外の場合、価格情報を取り込まない
LOGILESSは日本円以外の税計算に対応していません。そのため、日本円以外の情報を取り込むことで意図しない金額情報になることを防ぐため、価格情報そのものの取込を行いません。
支払い状況が「支払い済」の受注のみ取込
このオプションは通常使用しません。支払い状況が「支払い済」以外の受注は取り込みません。支払い状況が「支払い済」以外の受注については在庫は確保されませんので、在庫連携を併用しないでください。
YYYY/MM/DDまで遡って未出荷の受注を取り込む
全ての受注が取り込まれれば、このチェックボックスはオフになります。
AnyGiftの保留中の注文を取り込む
保留中の注文を取り込むことで、送り先が住所を入力する前に在庫を確保できるようになります。
お届け先が指定されていない受注の処理
初期値は「エラーにする」です。お届け先が指定されていない受注があるとき、「一括登録履歴」には「お届け先が指定されていません。」のエラーが表示されます。お届け先が指定されていない受注は取り込まれません。
- 購入者の情報をお届け先として取り込む・・・購入者の情報が取得できる場合は、お届け先として使用します。購入者の情報も取得できない場合は、引き続き「お届け先が指定されていません。」のエラーとなります。
- お届け先が指定されていない受注は無視する(エラーにしない)・・・お届け先が指定されていない受注は取り込まれません。オンライン注文以外を受け付けている場合、このオプションの選択は慎重に行ってください。
出荷通知の詳細設定
出荷実績の送信方法
詳細は「Shopify 出荷実績の送信」を参照してください。
発送済みの通知を送信しない
このオプションは通常使用しません。LOGILESSで出荷済みとなり、その後Shopifyでフルフィルメントのステータスを配送済みに変更するとき、Shopifyから購入者には通知を送信しません。LOGILESSで出荷をお知らせするメールを送信しており、Shopifyからは送信したくないときにチェックをいれます。
商品対応表の自動生成
商品対応表の自動生成の機能の中で、Shopifyの商品情報をもとに商品マスタを作成するとき、Shopifyの「バーコード(ISBN、UPC、GTINなど)」をLOGILESSの商品マスタの「識別コード」に転記します。
その他
受注取込の待機
指定された時間、受注の取込を待機します。通常は10分ごとに注文情報を取り込んでいますが、指定した時間が経過した後に受注取込の対象となります。
LOGILESSは取り込まれた受注情報に応じて在庫連携するフリー在庫数を計算しますが、Shopifyに存在している注文情報と一致していない状態で在庫連携を有効にすると、その差分だけ過受注が発生する在庫数を連携することになります。
これを回避するには、「受注取込の待機で指定する時間を短くする」、「在庫連携を無効にする」、「在庫連携で予備在庫数を適用し、送信する在庫数を少なくする」といった方法が考えられます。
「受注取込の待機」を利用する目的としては、Shopifyと連携するアプリケーション側で実行した結果をLOGILESSに連携するため、Shopify側のキャンセル可能時間を考慮するため、出荷直前にLOGILESSに受注情報を取り込むため、といったことが想定されます。
関連機能
Shopify POS
Shopify POSの在庫情報をLOGILESSのオペレーターに連携することができます。
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