受注伝票のマクロがうまく適用されません。

受注伝票のマクロ」が受注伝票に対して意図した通りに適用されない場合はまずは次のポイントを確認してください。

  • 受注伝票のマクロは、受注伝票を登録したタイミング、または受注確定したタイミングの1回のみ適用されます。LOGILESSに受注伝票が登録されたあとに、受注伝票のマクロを追加、変更しても、再適用されることはありません
  • 受注伝票のマクロは、店舗ごとに登録する必要があります。ある店舗で登録されているマクロが、ほかの店舗の受注に適用されることはありません。

また、イベントや条件によっては、さらに詳細なポイントを確認する必要があるものがあります。

ヒント

「受注伝票のマクロ」が適用されない条件が判明せずチャットから問い合わせを行う場合は、必ず「適用されないマクロ」の名前またはURLと、「適用されない受注伝票」の受注コード、期待される値を合わせてお知らせください。

ヒント

イベント : 「受注確定時」

イベント「受注確定時」は、受注伝票が確認待ちではなくなったときに適用されます。受注伝票が確認待ちのとき(「確定前」状態のとき)は、マクロはまだ適用されていません。

イベント「受注確定時」の適用タイミングの詳細は「受注確定時の処理」を参照します。

条件 : 「(店舗)商品コード」、「(店舗)商品名」

「(店舗)商品コード」「(店舗)商品名」には、モール/カート側で指定されている商品コード、商品名を使用する必要があります。「商品対応表」を使用して、モール/カート側で指定されている商品コードを別の商品コードに変換している場合は変換前の商品コードを使用する必要があります。「商品マスタ」の商品コード、商品名は条件に使用できません。

「と同じ」

「と同じ」の条件が使用されている場合、次のポイントを確認してください :

  • 「と同じ」は「条件の値」に指定されている値と完全一致する商品コード、または商品名の商品ひとつだけ購入されているときに適用されます。
    • ほかに別の商品が購入されている場合や、数量が2以上の場合は、この条件は一致しません。
  • 「条件の値」は完全一致である必要があり、値の前後を # で囲む必要があります。
  • 「条件の値」に指定されている値と一致する商品コード、または商品名の商品以外も購入された受注にも適用する場合は、「を含む」を使用します。

条件 : 「タグ」

「と同じ」

「と同じ」の条件が使用されている場合、次のポイントを確認してください :

  • 「と同じ」は「条件の値」に指定されている値と完全一致するタグがひとつだけ指定されているときに適用されます。
  • 「条件の値」は完全一致である必要があり、値の前後を # で囲む必要があります。
  • 「条件の値」に指定されている値と一致するタグ以外も追加された受注にも適用する場合は、「を含む」を使用します。

条件 : 「合計購入数量」

購入された商品の点数で条件の確認を行います。
セット商品は、親明細行の数量を合計し、子明細行の数量は無視されます。

たとえば、セット商品1点に通常商品が3点含まれる場合、そのセット商品が2点購入されたときの「合計購入点数」は「6(通常商品 3点の2セット)」ではなく、「2(2セット)」となります。

条件 : 「購入回数」

購入回数が利用可能かどうかはモール/カートの仕様に依存します。モール/カートによってはこの値がセットされず、利用できないことがあります。

「受注伝票」の詳細画面で「購入回数」が確認できる場合は、利用が可能です。

受注伝票のマクロでは利用できない条件

商品マスタの値を使用する

「商品マスタ」の値(たとえば、(商品マスタ)識別コード、(商品マスタ)サイズ係数、(商品マスタ)デフォルトの配送方法など)を使用した条件は利用できません。

一方、以下の値は受注伝票のマクロ(イベント:受注確定時)で条件として利用できます。

  • (商品マスタ)商品コード
  • (商品マスタ)商品名
  • (商品マスタ)型番
  • (商品マスタ)フリー項目
  • (商品マスタ)配送カテゴリ

出荷伝票のマクロ」では一部利用できます。

受注伝票のマクロでは利用できない自動処理

  • 明細行のキャンセル
  • メールの送信
  • 明細行の追加で動的な数量の追加(明細行の購入数量にあわせて追加される数量を増加させる)

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